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木の旅 kinotabi

木の旅 やまとまちをひとつに

木は旅をしています。

旅のはじまりは、あなたのまちの近くにある林業地です。林業家の手で丁寧に整備された森には、多様な動植物が共生し、良質なスギ・ヒノキが何十年もかけて大切に育てられています。 伐採された木は原木の形で製材所に運ばれます。製材職人は木が腐らないように樹皮を取り除き、切り分け、乾燥させて、反りのない木材をつくります。その木材をつかって、木工所では職人が家具をつくり、建設現場では大工さんが家をつくります。 人と共に長い年月をまちで過ごした後、木は炭や肥料になって構成要素の一部は土に還り、一部は大気に放たれ、一部は雨水に乗って海へと運ばれて、それぞれの場所で新たな生命を育んでいきます。 山から街まで、様々な人が様々な場所で木と出会い、物語を紡いでいます。できることなら、土地を傷めず、大気を汚さず、生命を育み、人の縁を結ぶような、美しい旅にしたいものです。旅は道ずれ。よければあなたも私たちと共に、木と旅に出ませんか。

kinotabi project とどける・かたりあう・ひろげる

  • 01

    とどける

    山の恵みをまちに、まちの声を山に。
    木が生きた年月は年輪として刻まれ、木の周辺環境はまがりや凹凸として樹形に残ります。木それぞれの個性に加えて、木材には様々な職人の想いが込められています。それらの個性や想いをできるだけそのままの形で、まちの人々にお届けします。そして、いままで一方的に木を送り出しては木の行く末を案じていた職人の方々に、木と暮らす人々の感謝の声をお届けしていきます。
  • 02

    かたりあう

    木を想う人々の生きた言葉。
    木を育てる人、板にする人、家具にする人、一緒に暮らす人…。木は一見無口ですが、木には様々な人の想いがぎっしりと詰まっています。木に込められた想いを知れば知るほど、木は雄弁になっていきます。木への想いや、日本の林業の現状を多くの人に知ってもらうために取材を行い、多様な媒体で発信していきます。
  • 03

    ひろげる

    木に触れ、森を知る出会いの場。
    コーティングされていない、無垢の木にふれたとき、素地の木が放つ香りを感じた時、不思議とこころが安らぎを感じます。そのような本物の木との出会いの場はとても少ないのが現状です。そこで、ストリートの店先におく木製家具や、保育園などでの木育、さらには野外イベントでの体験コーナーなど、あの手この手で木の旅の輪を広げていきます。
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木を語る木にかかわる人々の貴重な言葉を集めています。