旅するコンポスト hacorin

hacorinは、まちを旅する移動式コンポストです。

飯能の森で育った丈夫な西川材を使い
プロの建具屋さんが製作しているので
hacorinは人を引き付ける不思議な力があります。

「この動く箱は何?」
「どうして生ごみが消えるの?」
「この木はどこから来たの?」
その疑問が人々の交流のきっかけになり
店先やストリートを賑やかにしていきます。

付属の金具をhacorinの側面につけると
お気に入りの植物や道具をぶらさげられます。
アクリルの天板に土の状態をメモすると
道行く人が足を止めて読んでくれます。
天板はちょうどテーブルの高さなので
作業の合間にちょっとした食事をしてみたり。
様々な使い方を通して
hacorinと人に繋がりが生まれます。

まちのhacorinたち
  • 発酵するカフェ麹中の
    屋上と店先をつなぐ

  • アパートのベランダで
    お野菜作りをサポート

  • 福祉作業所で働く人が
    一息つく癒しの場づくり

  • くらしの循環センター
    「フカダヤ」の看板として

木材について

hacorinは「西川材」の杉で作られています。
西川材は、埼玉県飯能市の森で生産される
杉材と檜材です。江戸から見て西の川から
いかだで運ばれてきたので西川材と呼ばれ
古くから江戸近辺で重宝されていました。
西川材は、環境と調和した持続可能な方法で
生産されています。その取り組みは評価され
国際的な森林認証を取得しています。

hacorinを作っているのは、株式会社サカモト
という木工所のプロの職人さんたちです。
株式会社サカモトは1966年の創業当時から
西川材を使った木製建具を製造しています。
ドア、家具、キッチン、壁紙等のオーダー品を
洗練された技術で製作している傍らで
hacorinを1箱ずつ丁寧に製作しています。

杉材は柔らかい木材と言われています。
傷がつきやすい反面、使うほどに味わいが生まれ
柔らかな質感が安らぎを与えます。
節や木目、色のばらつきは天然木ならではの個性です。
時の経過により、色つやが深みを増し
表情豊かな木の個性に愛着が育まれます。

Items

現在は、小さな車輪のhacorin Ver.1.0と
大きな車輪のhacorin Ver.2.0を販売しております。
荒い舗装面でのご利用を想定される方は
Ver.2.0をご検討ください。

news

【取材】 2023/07/28
セメダイン様のwebマガジンにて取材していただきました。合同会社クスキチの代表崎谷が、土木のデザインについて語る中でhacorinについて言及しております。
記事はこちら。

【取材】 2023/03/01
コンポストに関わる全ての人を対象としたwebマガジン「composter」様に取材をしていただきました。合同会社クスキチの代表崎谷と設計者の中尾が、hacorin誕生までの背景を詳しくお話ししています。
記事はこちら。

【展示】 2023/01/21
逗子で開催された「エコ広場ずし」まつりにて
先輩コンポストと共に展示をしていただきました。
講演会では、コンポストを起点にした土と木と食の
循環についてお話しさせていただきました。

@BankART1929 撮影:中川達彦
【展示】 2022/10/28 
横浜のみなとみらいキング軸で開催された
「アートテーブル展」に出展しました。
BankART1929主催の、街をアートで盛り上げる
実験的なイベントです。hacorinをアートとして
多くの方々に見ていただきました。

【展示】 2022/12/07
東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2022」に
参加しました。ゼロウェイストレストランの隣で
生ごみを収集し、多くの人にコンポストについて
知ってもらう機会となりました。

Instagramでhacorinの活動を投稿しています。
ぜひご確認ください。